熱愛速報 > クレアチンキナーゼって何?スキニー問題で話題に上ったクレアチンとクレアチニンは別物。
2015年06月25日

クレアチンキナーゼって何?スキニー問題で話題に上ったクレアチンとクレアチニンは別物。

スキニーパンツでしゃがむと危険、との論文に出てきたクレアチンキナーゼって何だろう?クレアチニンというのも聞いたことがあるけど…
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スキニーパンツで長時間しゃがんでいた結果、血行不良と圧力により、足が腫れて歩けなくなってしまった女性の話が、とある論文で紹介されて話題になっています。

参考記事はコチラ↓
スキニーは危険!きついスキニー&しゃがみ続けるのは人体(筋肉や神経)に悪影響という論文。障害の可能性も。

この女性の検査結果で悪かったのが、クレアチンキナーゼ。

その値が著しく上昇していたといいます。

このクレアチンキナーゼとはいったい何なのでしょうか。

クレアチンキナーゼ(=CK)とは


動物の筋肉中に大量に存在する酵素で、筋肉細胞中のエネルギー代謝にかかわっています。

特に多く存在するのが心筋や骨格筋、平滑筋などで、脳細胞にも含まれます。

その一方で臓器や血球などの細胞にはほとんど含まれていないため、血清中のクレアチンキナーゼ量に変化がみられた場合は、筋肉や脳の異常(炎症、心筋梗塞、リウマチ性関節炎など)が特に疑われます。

クレアチンキナーゼ(CK)の値


クレアチンキナーゼの測定は血液検査によります。

血液検査.jpg

筋肉運動をすると、筋肉からクレアチンキナーゼが血液中に漏れ出て上昇し、24時間前後でピークとなり、3〜4日後にもとに戻ります。

したがって、検査を受けるときは、4日前ごろから激しい運動は控えなければなりません。
(検査当日の飲食は普段通りで大丈夫です。)

いくつか測定方法がある中で、比色法という方法での正常値は
男性…40〜200IU/l
女性…30〜120IU/l
となっています。

他にはUV法など様々な測定法があり、方法によって正常値は異なるため、注意が必要です。

クレアチンキナーゼは、筋肉の量と比例するため、男性は女性と比較して20〜30%高値になります。

また、筋肉注射、筋電図、血管などに注射をする検査、生検、心臓穿刺、手術の後などには、クレアチンキナーゼはやや高値となります。

クレアチンとクレアチニンは別物


クレアチニンというのは、クレアチンが代謝されてできた物質で、老廃物の一つです。

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クレアチニンは腎臓の糸球体で濾過されますが、尿素窒素とは違って尿細管ではほとんど再吸収されずに、尿中に排泄されます。

そのため、血液中にはクレアチニンは残っていない状態が正常です。

つまり血液中のクレアチニンが多いということは、腎機能が障害されているということです。

腎機能障害がすすみ、腎不全となって老廃物が血液中にたまってくると、尿毒症を起こします。

尿毒症には心臓麻痺、腸閉塞、昏睡などの危険性があります。

特に急性腎不全の場合はクレアチニン値が一定以上になると人工透析の必要性も出てきます。

また腎盂腎炎や腎臓結石だった場合には、治療によって利尿が進めば(尿をたくさん出せば)、クレアチニン値は改善します。
posted by わさび at 01:22 | Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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